このシリーズではこどもからの「性」についてのお悩みを解決していきます。大人にとっては基本的な内容の振り返りとしてお読みください。
生理中に海やプールに入ってもいいの?
「生理中だけど、友だちと海やプールに行きたい…」「生理中に入っても大丈夫?」と悩むことはありませんか?答えは「入っても大丈夫」です!でも、いくつか注意点や準備が必要なので、しっかり確認してみましょう。
まず「入るかどうかは自分で決めてOK」です!
お風呂やプールは水圧が掛かるので経血が漏れにくいと言われています。でもプールへの移動やプールから出たときは注意が必要です。
生理中に海やプールに入るときのポイント
タンポンを使おう
- ナプキンは水を吸ってしまうため、プールや海では使えません。代わりにタンポンを使うと、体の中で経血を吸収してくれるので安心して水に入ることができます。
- 初めて使う場合は、練習してみるとスムーズです。タンポンは使用方法を守れば安全です。
月経カップももちろん良い選択ですが、中高生に月経カップの装着が難しいことが多いです。
生理用吸水ショーツは控えめに
- 吸水ショーツは水中では使用できません。水を吸ってしまい、機能が損なわれることがあるためです。
入る時間を短めにする
- 海やプールに長時間いると、体が冷えて生理痛が悪化することがあります。入る時間は1時間程度にして、適度に休憩をとりましょう。
出たあとはすぐに着替えを!
- 濡れた水着を長時間着ていると、ムレや雑菌が増えやすくなります。水から上がったら、早めに清潔な下着や服に着替えましょう。
生理中に海やプールに入るときのメリットとデメリット
メリット
- 適度に体を動かすことで、生理痛が和らぐことがあります。
- 友だちや家族と楽しむ時間を過ごせることで気分がリフレッシュします。
デメリット
- 水中で体が冷えると、生理痛や体調不良の原因になることがあります。
- タンポンの使い方に慣れていないと、違和感を感じることがあります。
よくある質問
Q. 経血が水中で漏れないか心配…
大丈夫です。タンポンを正しく使えば、経血が漏れる心配はほとんどありません。ただし、長時間使用すると吸収力が弱くなるため、こまめに交換するのがポイントです。
Q. 初めてタンポンを使うのが怖い…
初めて使うときは緊張するかもしれませんが、説明書をよく読んでゆっくり試してみましょう。使い方が分からない場合は、大人に相談するのも安心です。
Q. 海やプールで体調が悪くなったらどうする?
無理をせず、すぐに休みましょう。水分をとり、体を温めることで楽になることがあります。体調が悪い日は無理に入らないことも大切です。
生理中にプールや海を楽しむコツ
- タンポンを事前に試してみる
慣れておくと当日スムーズに使えます。
- 予備の生理用品を用意する
タンポンやナプキンを多めに持っていくと安心です。
- 体調に合わせて無理をしない
生理痛がひどい日や体調が悪い日は、無理せず見学にまわるのも選択肢です。
まとめ
生理中でも、正しい準備をすれば海やプールを楽しむことができます。タンポンを使うことや短時間で切り上げることを意識して、自分の体を大切にしながらリフレッシュしましょう。無理せず、自分のペースで楽しむことが一番大切です!
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夫・子・子と暮らす主婦
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